なんか、水は熱くない。目が眠い、でも寝たくない、全然よ。じゃあ、何で溺れているんだ?水死はよくねえ。
「へえええー」
「何を?」
「残念だからね。名はどうしたの?」
「何を言ってるんだよ?俺の名は。。。」
「ほらね。名はない。」
「ない。。。のか?」
「無くしちゃったみたいね。でもどのように名が無くすかなあー」
「。。。」
「へええ。その気持ちが嫌いなの?大嫌い?」
憎しみって何?なんでそれぞれの感情がとてもめちゃくちゃなのかな?影が深く切り、手は「痛くねえ」って言った。なんでかな。。。
「なんでって言ったの?それは簡単だよね。著者さんは弱いよ、とても。」
「じゃあ、気持ちがわからないと弱いんですか?イヤー、それはダメだな。」
「違うぞ。著者さんは弱いから著者さんの弱さを何もしていない。それはべつなことだよね?とーてーも。ふー。」
「無いさんが俺ならどうすればいいのか?」
「どうすればいいって言った?著者さんはおかしいね。命の製法があると思うのか?それはない。全然いない。比喩があるけど。なんで壁が白いんですか?」
「壁?」
「それだから壁は白い、それだけだ。誰かがそっちに行ったのでその壁をしろいで塗った。」
「何を言っているんだ?」
「へ。ちょっと待って。君は誰?」
「何を?俺は著者です。」
「いいえ。それは君ではない。あなたさんは別の人です。じゃあ、誰?」
「へええー、気づいたのか?オレはさ。。。ただの闇の気持ちだけですよ。」
「闇の気持ちなの?彼はどこ?」
「誰?」
「著者さんです。」
「その人のことはもう存在しないよ。海が彼を食った。」
「嘘つき。」
この場所はなんだ? 海か?ちょっと涼しいね。闇は涼しいの?なにもしないために。。。
「ダメだ!」
え?だれかが何か言った。何だっけ?「ダメだ!」って言ったの?でもなんで?
「ちがう、ちがう、ちがう、ちがう!」
別のこと。
手拍子、手を叩く、手は一、指は五、でも残念、今は二本です。その深さは手で受けるの?風が届かない。呼吸が弱い、命がない、名はもうない、なんで続ければいけないの?噛んでもいいの? 闇を食うの?闇に食われるの?
「痛いよ。」
「何を?」
「物語だ。」
「物語が痛い?」
「うん。」
「なんで?」
「だって、みんな死ぬぞ。」
「みんなは誰ですか?」
「言葉を。」
「言葉?」
「うん。」
「なんで死にますか?」
「君は言葉を話すから言葉があるの?言葉は君を話すから君がいるの?」
「わかりません。」
「目はもうめちゃくちゃだ、一句はもう終わり。。。」
「両方とも構いませんから闇を食うか闇に食われるか結局闇になります。」