何もないまま、流されて、溺れて。
灰色に染まって落ちても、真っ白なままで。
それは何時まで続く、青色の背景といっしょに。
そんな空みたいな私。
そんな私は、"恋"をしました。
「空...俺がずっと空の側にいるよ。」
無表情のくせに、暖かいあなたに...。
―――
どんなに汚されても、真っ白なままの喜怒哀楽の子。
だけど、貪欲で重愛な...
純粋純白美少女。
西蓮寺 空
さいれんじ そら
『私だけを、見て。』
×
普段冷たくて、他人と喋ることなんてない。
だけど根は優しくて、暖かい...
クールなみんなの王子様。
笹弓 夕陽
ささゆみ ゆうひ
「俺...もう、待てないよ。空を連れだしてでも、俺の側におきたいよ。」
好き過ぎて...本当に可笑しくなっちゃう///
こんなの、恥ずかし過ぎるよぉ...っ。
『私...バカみたい...っ//』
―――
「...ごめん、他に好きな人が出来た。」
『...え...？』
本当に可笑しくてイカれてる...馬鹿げた世界に...
本当に可笑しくてイカれてる...バカげた私に...
"ワラエル"
―――
『ねえ、ゆう？ 私ね、本当にあなたが好きだったの。』
「っ...！待てよっ！そらああああ！！！」
"ワラエナイ"
笑えるはず...ないよ？
―――
"好き"
"嫌い"
"暖かい"
"冷たい"
"バカ"
"バカじゃない！"
"好き"
"っ..."
"好き"
"..."
"愛してる"
熱くて、けど暖かい...夕陽みたいな"あなた"と
何もなくて、流される...空みたいな"私"が...
"愛してる"
混ざり合って溶けていく。
夕陽色に染まる、空のように。
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-orange+sky- 夕陽色に染まる空のように。
Romance《更新予定＊毎週月曜日》 さて、今回で3作品目に なりました、小鳥遊心空です。 今回は、私の初恋を アレンジした作品になります。 アレンジなので、実話ではないです。 ヘルメン系、可愛い系が 大好きな私にとっては 実話は書けません(ヽ´ω`)。 だけど意外に私の人生は ヘルメンです（＾ｖ＾）なんてね。 それはさておき、今回は 純粋な気持ちで書いてみました。 片手に玉ねぎを持って 机にぎりぎりの水の入ったコップ を置いて読んで頂けると嬉しいです。 きっと大量の水が溢れています。 それではどうぞ、o...
