sasayaki

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こんにちは皆さん!

「本当の君はまだ知らない。」をお楽しみ頂けましたでしょうか?私はこの作品を書いててとても楽しいです!!残念ながら、この物語はもうすぐ終わってしまうのです!今まで読んでいただき本当にありがとうございます!しかし、すみれと拓海の関係はまだ進呈しますよ!さてさて、JUICYな章に進みましょう!!!

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さあてっと!12月になってしまいました!!慌ててます!大会まで約一週間!!色んなリハーサルを終え、本日は大会当日の衣装を選んでいます!今日は京介さんが付き添いで衣装を選んでくれてます。ああ、緊張する!それで後から拓海に見せるのです...このお店は色んなアーティストが訪れる原宿のコスチューム店...っていうのかな?とにかく、京介さんは一生懸命に服を探してる。私は店のベンチで待ち堪えてる。もう3回は色んなドレスを着されてる。赤、青、茶色という順番になっている。次は何色だろう。まあ、明るい色は辞めて欲しい。私は絶対に緑やレモン色は似合わないから...概して暗い色が好きなだけか(だから私は黒い服がクローゼットを侵略してるんだぁ...)。

「あっ、これっ。」京介の手には黒いレースのドレスが棚から引き出した。そのドレスはレースのストラップ付きのミニドレスであり、上半身は細い花びらのデザインのメッシュレースに飾られ、下のスカートは真っ暗なフレアスカート。私はかなり気に入ってる。素敵だ。「着てみて。」

「あっ、はい...」指示通り、私はドレスを受け取り、試着室に入り、カーテンを閉めた。...っ、ちょっと着るの難しいかも。で、でも着た後はかなり価値がある...上品ぽい言い方だ。えっと、有利な着心地だ。いやっ、結構似合ってるじゃん!今裸足だけど、靴とかアクセでピカッとさせたら完璧になるだろう。今は冬だよ?これじゃ寒くない?会場の中はここみたいに暖かいかもしれないけどさ。とにかく京介さんに尋ねよう。プロに聞けば。「ど、どうですか。」

京介さんは真剣な目を細め、鋭く観察した。ドレスばかりを観察していた気がする。どうしようかな。結果がダメだったらなんて、まだ結果さえきてないのに落胆的な期待をしてるんだ。いつもだ。私は結構小さな事でも大きな事でも悲観的だなぁ。その癖、辞めた方が良いよって奈央が言いそう。百合も。凛ちゃんも。誰も。また鬱状態にならないように努力しないと。ポジティブシンキング!!

「完璧だぁ。」よしっ!これから面倒臭い段落を越えられた!!はい、私は臨時的に受動態です。実は出掛けるのもあまり好きじゃないかもしれません。だから数週間鬱状態で家に引きこもっていました。「じゃあこれからアクセサリーを選ぼう。」

「あっ、上着とか...」

「ジャケット欲しい。」

「ま、まあ。攻めて肌を温められる物は...」

「じゃあ、これ。」京介さんは一旦振り返り、ジャケットを取り出した。それは米寿色のユーティリティージャケットだ。そのおまけにジャケットの中にはふわふわの毛皮がある!ふわふわの暖かになれるんだねぇ!やった!でも脚はふるふるするかも。ああ、もういいや。ストッキングでも履こう。丁度黒いやつあるし。

「ありがとう。」

「うん。俺が思ってるのはアクセを金色にする。小さくて細いけど金で光らせる。」

「私、黒と金の組み合わせには反応しちゃうんです。」これは事実です。

「そう。じゃあ、黒木さん選んでみて。」...はいはい、わかりましたよ。私が選んだのはサファイアのペンダントが付いている金色のチャーンのネックレスと少し派手な金色の小さな鳥の羽がぶら下がったイアリングだった。京介さんは自分が良いと思うやつを選べと言って、最後に靴も自分で選ぶことになった。私は結構背が高いので、ヒールは避けたい。だからカジュアルなフラッツ。また黒だけど、皮のフォークスオクスフォードシューズ。ちょっと男っぽいけど、これこそ少しロックなんじゃない?女の子が履くならと思い、この全身コーディネートを11,550円(税抜き)購入でしました。(ギリギリ予算オーバーだったけど半分は京介さんが負けてくれた。いつか5775円を返さなければ)でも今日の予定はまだまだ終わらない。京介さんがプランした物はTo Doリストみたいに忙しいのだ。朝10時から最初の目的を達成し(そう、今終えたやつ)、昼から京介さんの家で成美さんと会ってヘアメイクをしてもらう。ヘアメイク...リハーサル。そして午後から拓海も確認しに来るらしい。ああ、それが一番緊張する!!

本当の君はまだ知らない。Where stories live. Discover now