あたしの知らない町
あたしを知らない町
ここであたしと凌くんはたくさん約束をした。
たったったったったったった
「はぁー、はいっ新聞」
「朝早くからごくろーさま凌ちゃん」
「いいえ、、では」
「ん?」
「!!!!!!!」
ドタドタドタ
「凌兄ちゃんおそーい、お腹すいたー」
「母ちゃん、母ちゃん、かーちゃん!!!」
凌は大きな声でお母さんを呼んだ 。
彼 のお母さんは慌てて玄関に駆けつけた
「人が・・・座ったまま気ー失っとた!」
「まー白い女の子ねー」
「この辺じゃ見かけん子だなー」
「でも西高の制服着とるよ 」
「相川さんとこの秀ちゃんの娘っ子じゃねぇか?」
「あーっおととい東京から戻ってきたんだっけ、25年ぶりだね」
「そーだそーだ、連絡しとけや母ちゃん」
「大変だった凌、ほれ茶」
「全然このひと軽くてさ、びっくりしたよなんか絶対普通の女子よりも軽いで」
「まあ凌ちゃんの子を抱えたこと他のあるのかい?」