僕は一人暮らしだ。
仕事場から帰る道で通りかかる家がある。
その家の窓からおじいさんが、満面の笑みで手を振りながらこっちを見ている。
近所の人たちによると、おじいさんは一人暮らしで身寄りがいないらしい。
病気にもかかっていた。
最初はそういうことなら仕方が無いと思っていた。
だけど、だんだん不気味になってきて、無視をし続けた。無視を続けて一週間...
おじいさんはなくなった。
ショックだった。
もしかして、僕が無視したから亡くなったのかな?
そう考えてしまい、責任を感じた。
おじいさんがなくなった夜。
僕は夢を見た。僕:おじいさん?何をしているんだ?
おじいさん:(こっちに手を振っている。)
おじいさんが近づいてきて、僕の首を締めてきた。
僕:うっ!!
おじいさん:へへへへへそこで僕は目覚めた。
その日から、毎晩同じ夢を見ている。
頭がおかしくなりそうだ。
今日仕事場から帰り道でおじいさんを見た。
満面の笑みで手を振りながらこっちを見ている。
えっ!?
おじいさん!?
僕はおじいさんを見るなり、走っていった。
家に着いて,一旦情報の整理をしようとした時だった。
誰かがピンポンしてきた。
あれ? 何も頼んでないはずなんだけど...
ドアを開けると....おじいさんだ!!!!!
僕はとっさにドアを閉めた。
おじいさんは満面の笑みでナイフを持っていた。
????
どういうこと?なんで?なんで?なんでいるの?意味がわからない!
とりあえず警察に連絡をしなきゃ。
警察に連絡をしようとすると、電話が使えなくなっていた。
ヤバイ!!!
窓から逃げるか!
窓から逃げようと窓を開けると...またおじいさんが!!!!!!
窓を閉めようとしたけど、おじいさんは中に入ってしまった。
玄関から逃げようとしたけど、おじいさんがいた!
後ろからもおじいさんが来ていた。
おじいさんがふたり?
また増えた!
知らない間に僕の周りをおじいさんが取り囲まれていた。
おじいさんたち(?)は満面の笑みで僕を見つめている。
そして僕をナイフで......翌日
(ニュース)
〇〇町の〇〇〇マンションの201号室の
〇〇さんが、ナイフでバラバラになった状態で、見つかりました。.....おしまい