浦島太郎の物語を読んで、いろいろ印象に残っています。
まず、浦島太郎の優しさに感動しました。普通の漁師ならば、海鮮を釣って、売ることでお金を得ます。しかし、浦島太郎は子供にいじめられていたカメを買って、海の中へ逃がしてやりました。自分の利益を考えずに、かわいそうな動物を助けた彼の温かい心に私は感動させれらました。
良いことをしたら必ず返ってくる因果応報を理解しました。浦島太郎は自分が助けた亀に海の低の竜宮城へ案内されました。そこでおいしい料理を食べたり、きれいな景色を見たりして、3年間楽しく過ごしました。そして、地上へ戻る前に、乙姫さまに時間を止める玉手箱をもらって、若い姿のままでいられます。
しかしながら、乙姫さまが浦島太郎に竜宮城での3年間は陸地での300年という事実を言ってくれなかったことに私には賛成できません。その楽しかった3年間は浦島太郎にとってきっと美しい思い出のはずです。人間ならば、死ぬことを怖がりがちです。それで、宝手箱で年を取らないのはすごいと思います。しかし、苦労して育ててくれた親に恩を返せなかったこと。結婚して、子供を産んで、幸せな家族を作れなかったこと。そばに愛しい親友が一人もなく永遠に生き残ること。それらは本当に浦島太郎にとって望ましいことでしょうか。家族もなくなり、周りには知り合い一人もいないと分かった瞬間の彼は寂しく、悲しかったでしょう。
浦島太郎の物語を読み終えて、助けられた後、恩を返さすのは良いことです。浦島太郎は事実が分かっても贅沢な生活のほうが好ましいかどうか判断できません。しかし、自分の人生は自分自身で決めるべきです。そして、恩返しの方法は相手にとって本当に良いことか考えるべきだと思います。