「僕/俺たちは.........(2)

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「誰だろ?」
「あの人達、背中に羽が生えてる」
「おい、レイン。どうしてこの学校を、壊してまで僕と戦いをしたいんだ?」「お前が悪魔だからか?」
「嗚呼、そうだよ。悪いか、セイン、お前は天使で俺は悪魔。俺らはいつも、お前らに負けてるからな、今度は、俺らの番だ。」
「ねぇアカリ、怖いから早く行こ」
「そうだね。黙って行こ」
私達は声を小さくして逃げようとしていた。どうやらこの二人は、歌で戦いをしているらしい。悪魔が歌い終わった直後なぜか私達は歌い始めた。
~~~~♪♪
私達が歌い終わった時、何故か悪魔に睨まれていた。
「おい!そこの女二人こっちに来い‼︎」
『ヤバ‥逃げなきゃ』
「セイミ早く走って‼︎!」
「待ってアカリ」
私達は学校の隣にある森に駆け込んだ。
「ここなら大丈夫だね。」
「嗚呼」
私達はいつの間にかコスモス畑に来ていた。
「おい!お前ら走るの早いな。」
後ろには、悪魔と天使がいた。
「うわっ悪魔」
それを聞いた悪魔の顔はとても寂しそうだった。
「どうしてだ?どうして人間は、俺らを見て怖がる。俺らは何をしたんだ。」「別に何もしてないだろ。」
《なんか、かわいそう》
「あなたたちは何者なの?」
「僕達は異世界の者だよ。」
「名前は?あなたたちの関係は?」
「俺の名前はレインだ。こいつとはいとこだ。」
「い、いとこ〜!?」
「アカリ、うるさいよ」
「だって、悪魔と天使がいとこなんだよ‼︎」 「あり得ないじゃん!」
「クス、可愛いね」
「なっ//////」「可愛くないわよ......」
「あっそうそう、僕の名前セインだよ。よろしく。」「君たちは?」
「私は、セイミ。よろしくね。」
「私はアカリ、よろしくな。」

天使と悪魔とドラゴンWhere stories live. Discover now