実習 II - ②

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実習を前にして
実習の目標は「利用者様のニーズに合わせて、介護計画を立案し、実施する」と「利用者様が「している事」より「できる事」を向上できるように個別介護技術を身につける」です。また利用者様が「楽しい」・「元気になる」広く明るい環境の中で生活機能の向上と自立能力を高めるため利用者様の潜在能力を活かすことを学びたいと考えています。利用者様が自分自身でできることが増えると在宅復帰できる可能性があります。在宅復帰した後もご家族の会議負担ができるだけ軽減できるように支援することや入所前後での在宅への訪問指導や介護計画の見直しをし、心配な状況を1つひとつ解決することを身につけたいと思っています。
目標を達成するために利用者様の状況、性格、日常生活を観察したり、職員の方がどのような支援をしているのか学びます。その中でどのような支援があるのかを考え、アセスメントを行い、利用者様のニーズを見つけていきます。そして介護計画を立案し、実施したいと考えます。また、介護計画の視点に基づいて利用者様の状態の変化に合わせて、「できる事」を増やすことができるように支援します。
実習態度として笑顔で挨拶し積極的に学んで、毎日日誌をきちんと書いて提出します。さらに、実習先の規則を守り、時間を厳守し、体調を自己管理します。

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実習を終えて
実習の目標は「利用者様のニーズに合わせて、介護計画を立案し、実施する」と「利用者様が「している事」より「できる事」を向上できるように個別介護技術を身につける」でした。目標を達成するため利用者様の状況・日常生活では毎日利用者様とコミュニケーションを図り、記録ファイルを読み、職員の方に聞き、生活を観察することに心かけて、利用者様のニーズを見つけることができました。その情報に基づいて介護計画を立案し、実施しました。また、職員の方がどうような支援をしているのか様々な介助場面に手順・声掛けをしているのか、積極的に参加することで学びました。
利用者様は同じ片麻痺があっても程度が違うので、その利用者様に対して声掛けの内容・介助方法を個別的に行う技術を身に付けることができました。利用者様の気持ち、考え方を尊重し、安全安楽で無理に支援しないことが大事な事も分かりました。

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謹啓
晚夏の頃、貴施設、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。この度は27日間にわたる実習をさせて頂き、誠にありがとうございました。
今回の実習が私にとって得難い経験になっただけでなく改めて一層成長することができました。この度の経験を活かしより一層自分を磨いて参りたいと存じます。特に介護技術については、利用者様の対応にも状況に対した多様性があることを体験的に学べたこと及び利用者様の生活課題を見つけ、実習させて頂いた介護計画はとても充実した27日間でした。
その間職員の方と利用者様にはいつもご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。それでも職員の方がご指導くださり、本当にありがとうございました。
皆様のご健康をお折り申し上げます。
敬具

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⏰ Last updated: Nov 08, 2019 ⏰

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