* ****ミンの目線****
私はアパートのドアを開けた。一体ポリーに何があったの?スカイ列車から降りてからほぼ無言。
「ポリー大丈夫?」私は転ばないように尋ねた、本当に今日は疲れた!
「うん、大丈夫だよ、ただ眠いだけ。」彼女はそう言ってベッドに入った。
「おやすみ。」私はそう言った
「おやすみ」ポリーは言った。
私も自分の体をベッドの上に投げた。何故か眠れない。
* ********
次に気がつくと食べ物の匂いがしたから私はきっとあのまま寝てしまったんだろう。
「おかゆ!!」私は嬉し満ちて叫んだ。
だってアイルランドだと朝はいっつもシリアルだったんだもん。そして本当に詰まらなかった。でもタイではあったかいご飯をいつも朝ごはんに食べる。
私はキッチンの方へ向かった。ポリーはもう朝食を食べ始めていた。そして私もその仲間に入った。
「おはよ。」彼女は疲れ切った声で言った。
「おはよ、顔が疲れてるよ。昨日はよく眠れた?」
「うん、ただ早く起きすぎただけ、私のこと知ってるでしょ?」ポリーは欠伸をしながら言った。
「おかゆ一人で作ったの?すっごく美味しい。」
「ありがとう、今日は何するの?私もう暇。皆んな学校行っちゃってんだもん。」ポリーは食器を洗いながら言った。
「あのさ、このアパート内で出来る事が無いなんて言わ無いでね。」私は彼女に言った。
「今日私達学校に行くよ、初日の前の下見。」ポリーは手帳を見て笑った。
「うん、私のお母さんがこの辺りじゃあ一番いい学校て言ってたよ。」私は言った。
「じゃあいそいで着替えようよ正午までには私達学校についてなくちゃいけ無いんだから、で今は...10:58AM」ポリーは自分の時計を見ながら言った。
* *******
「何着てけばいいと思う?」私はポリーに尋ねた。
「青いワンピースに白のポルカドット?」
「へそ出しに短パン?」
「それとも...ジーンズに可愛いワンちゃんがついてるTシャツ?」私は今言った服を取り出して自分に当てながら鏡を見て言った。
「とりあえずジーンズにしなよ、別にデート行くわけじゃ無いんだからさ!」ポリーは呆れた顔で言った。
「もう自分の部屋に行くよ、じゃあね45分後には終わってると思うから。」私はそう言ってドアを閉めた。
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(コン、コン)
「入って良いよ!」ポリーはドアの向こうから叫んだ。
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四つ目惚れ
Romanceタイの学校を二人の友人が出て行った...二人の友情は壊れてしまうのか、それとも恋情や悲劇を無事に乗り越えられるのか?今まで明かされてきた秘密、二人は現実を認められるのかそれともこれが終わりなのか?現実か物語、二人がどちらを選ぼうと、お互いに大きな壁をのり超えていかなくてはならない。この選ぶべき道が二人の人生を永遠に変える事になる。そう、これは二人にとって人生で一番大切な選択なのだ...その先にも二人はこの長い人生で色々な選択をしていかなくてはならない...それとも...短い人生? 答えはひとつ...