@@@@ポリー目線@@@@
今日以上に恥ずかしい日はない!
あの事件の後私はすぐさま女子トイレに駆け込んだ。
「ここなら安全、あいつは必ず私をここまで追い詰められない。」私は蓋がついたままの便器の上に座りこんだ。
「スカイ列車の事覚えてねえの?...」
スカイ列車?...
スカイ列車?私は彼が言った事を考えた。何度も何度も...
覚えてるに決まってる
あの青いパーカーを来てた子でしょ!...
何で?
何で彼は私が行くあらゆる所にいなきゃいけない訳?
何で?
何で彼は私の事をほっといてくれないの?
覚えてるよ。
でも...
*キーンコーンカーンコーン*
予冷が校舎じゅうに響き渡った。私はまだお昼も食べてない。まあどうでもいいけど。
@@@@@
やっと下校時間が来て外はもう薄暗かったけど外灯があるから安全。私が教室から出てくるとミンが私の隣にやってきた。
私たちが校門までたどり着くと彼がそこで待っているのが見えた。
「また彼だよ。」私はミンに言った。
「ポリー、ピザハットで私が言った事は間違えてた。私に人を見る目がなかったよ。」ミンは笑顔で言った。
「どう言う事?」私は彼女に尋ねた。
「彼が品が無くて最低な人間と言ったけど全然違った。」ミンは私の質問を答えた。
「はあ?何言ってるの?ミンが言った事は当たってたよ。」私は即答で答えた。
「今日、私彼と話したんだ。凄く優しかったよ。」ミンはニヤケ顔で言った。
「彼はきっと女子皆にそうしてるんだよ。これを知ってでも彼の事好き?」私は歯を見せながら笑った。
「ははは!そんな事ないよ!」ミンは即答した。「ゴメンね、今日は叔母さんに会いに行かなくちゃいけないんだ。じゃあね。」
「え、待って、本当にもう行かなくちゃいけないの?」私は眉間にしわを寄せた。
「うん」そして彼女は歩き去ろうとして振り向いたと思ったら「それと彼の名前はロレックスだよ。」そしてミンは歩き去った。
ロレックス?ワオ...スッゴク良い名前...確か時計のブランドの名前だった気が。
て、そんな事どうでもいいの!!
私はそのまま歩き続けた。そして私達の目が合った...
「何やってたんだよ。ずっとここで待ってたんだぞ。」彼はそう言った。「もうとっくに帰ったのかと思った。」
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四つ目惚れ
Romanceタイの学校を二人の友人が出て行った...二人の友情は壊れてしまうのか、それとも恋情や悲劇を無事に乗り越えられるのか?今まで明かされてきた秘密、二人は現実を認められるのかそれともこれが終わりなのか?現実か物語、二人がどちらを選ぼうと、お互いに大きな壁をのり超えていかなくてはならない。この選ぶべき道が二人の人生を永遠に変える事になる。そう、これは二人にとって人生で一番大切な選択なのだ...その先にも二人はこの長い人生で色々な選択をしていかなくてはならない...それとも...短い人生? 答えはひとつ...