エピソード6(ヒート)

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***ミン目線***

ポーリ大丈夫かな?彼と一緒に彼女を追いてくべきじゃなかった。もしかしたらポリーに変な事するかもしれないし...

て...もし彼女が妊婦にでもなったら私のせいじゃん!!!!私はどうすれば良いの?とりあえず彼女に電話しよう。私はバスを待つ間に自分のパニックを抑えた。

私はい沿いでカバンの中から携帯を取り出した。私は着信ボタンを押したが私の手は汗まみれだった。スマホの上に何滴か落ちたからきっと土砂降(どしゃぶ)りの中でつっ立ていたみたいに汗をかいていたんだろう。

プルルルル...

プルルルル...

やばい!全然出ない!...何かがおかしい!...

「もしもし?」

「あ!じゃなくて...ポリー大丈夫?」私は思い切ってきいてみた。

***ポリー目線***

私は出来る限り彼から早く走り逃げた。そして私は家に帰る前に叔母さんのバーに寄って行った。ゆういつ学校とアパートから近い場所。お父さんの家は少し離れていてお母さんは海外に住んでいる。だからゆういつ私の近くにいる親戚(しんせき)はアノング叔母(おば)さんだけだ。私はよく叔母(おば)さんのバーで叔母(おば)さんと話したり、ジュースを飲んだりしていた。私は叔母(おば)さんに隠(かく)し事をした事が無い。叔母(おば)さんには青パーカーの男子もしくはロレックス(学校の皆は彼をそう呼んでいた)の事も話した。

プルルルル...

着信音(ちゃくしんおん)を聞くと私はカバンの中から携帯を取り出して答えた。

「もしもし?」

「あっ!...じゃなくてポリー今何してる?」ミンは尋ねた。

***ミン目線***

「今はアノング叔母(おば)さんのバーにいるよ。」ポリーは答えた。

「そっか、良かった」私はホットした。

「そっちは何してるの?」ポリーは尋ねた。

「今バス停でバス待ち中、私も自分の叔母さんに会ってきたところなんだ。」

「そっか...もう行かなくちゃ、じゃあね。」そう言うと彼女は電話を切った。

私は自分の携帯を下すと隣に誰かがバスを待ってる事に気が付いた。私は見上げると自動販売機(じどうはんばいき)の前で会った同じ男の子だという事に気が付いた。彼がどれくらいの時間その場で待っていたのかを考えていると彼は私の方に振り向きこう言った。

「やあ、また会ったね。」

「うん、」私は返事をすると同時に彼に微笑(ほほえ)みかけ、頬(ほほ)が赤らむのを感じた。彼、私の事を覚えていてくれたんだ。

「忘れられてるかと思ったよ。」彼はそう言うと私に微笑(ほほえ)みかけた。

「あの自動販売機(じどうはんばいき)の時の人でしょ?忘れるわけないよ。」私はさりげなく再確認(さいかくにん)をした。

「そうそう。」彼はまた笑顔を浮かばせた。

彼がそう言い終えるとバスが到着した。

「あ、私にもう行かなくちゃ。じゃあね。」

「えっと...俺もこのバスなんだ。」私が言い終えると同時に彼は早口でそう言った。

私達はバスに乗ると私は窓側の席に座った。

「隣、良い?」彼は私の隣の席を指さして聞いた。

「うん、良いよ。」

「大丈夫?」彼は私の隣に座ると尋ねた。

「大丈夫だけど?何で聞いたの?」

「いや、そのさっき友達と携帯で友達と話してる時に泣いてたから何か嫌な事でもあったのかて...」

私!泣いてた!!ウソ!ウソ!ウソ!ウソ!ウソ!じゃあ話し終わった時にスマホと顔が少し濡(ぬ)れていたのは汗じゃなくて涙だったんだ!私はまた湧き出てきた涙を拭(ふ)いた。

「大丈夫?」彼はまた尋ねた。

「うん、友達をある男子と二人きりにしちゃったからもしかして彼女に何か悪い事でも起きたんじゃないかて心配だったんだ。」私はまた出てきた涙を拭(ぬぐ)った。

「これ...」彼は胸元のポケットからハンカチを取り出すと私の方ににそっと差し出してくれた。私はハンカチを受けとると顔をごしごしと拭いた。

「全部拭(ふ)けた?」私は彼の方を見て聞いた。

「ううん」彼は笑った。

「貸して。」彼はそう言ってハンカチをとると私の方に屈(かが)んだ。そうすると彼はハンカチをそっとおでこか頬(ほほ)、頬(ほほ)から目の下へと動かした。その時、私たちの目が合った。彼は更(さら)に私の方に屈(かが)みこみ、私は緊張(きんちょう)のあまりに汗が出てきた。

「このバス、なんか暑いね。」私は言った。

「うん、」彼はそう言う視線をそらした。「これ、欲しかったらもらってって。」私にハンカチを渡すと同時に彼はそう言った。

私は急に息が切れ始めた。

何で急にこんなに暑くなったんだろう。

「一つ聞いても良い?もしかして閉所恐怖症(へいしょきょうふしょう)?」彼は聞いた。

「いや、別に違うけど。」

「あると思うんだけどな...別に無いならないで良い事だ。どっちみち少し離れた方が良さそうだね。」彼はそう言うと席を離れた。

「待って!」私はとっさに彼の腕をつかんで言った。だが私はこの一瞬後には冷静になり彼の腕を離し、視線をそらした。私は彼の腕をつかんでいた手の甲をこすると、また、彼の方を見た。彼は何も言わずその場で固まっていた。

「えっと...だいじょう...」

「俺もう下りなきゃ...」私が言い終える前に彼はそう言いバスを降りた。

その場に取り残された私はたった今、何が起きたのかを考えていた。

四つ目惚れWhere stories live. Discover now