8-2の高岡りささんは学校を休んでいる。数週間前からずっと休んでいる。風邪だと思っていた。でも今日とても暗い顔をして学校にやって来た。高岡さんは痩せ細っていて長かった髪の毛もショートに切られていた。顔色も悪かった。マスクをしていてもわかった。高岡さんは喋らなかった。友達の女子達とも話さなかった。でも1人、横澤さんには、話していた。僕は小型盗聴器を横澤さんにぶつかったすきに装着した。高岡さんは語った。なんで休んでいたのか、何があったのか。
「あ、あのね...」高岡さんは泣きながら言った。
「大丈夫?泣くほど辛いことなら言わなくてもいいよ...?」横澤さんは気を使って言った。
「私...大学生のお兄ちゃんがいて、その...お兄ちゃんに...」そこまで言って高岡さんは黙り込んだ。
「お兄さんに...?」横澤さんは踏み込んだ。「私、お兄ちゃんにその...しょ...処女を...ううっ...」高岡さんは泣いていた。
「嘘っ!?だから学校休んでたの?」横澤さんは焦って聞いた。
「そう...ショックで何もできなくて。心配かけてごめんね。」高岡さんは悲しげに言った。
そのまま2人は別れ、距離が離れすぎて横澤さんの盗聴ができなくなった。その次の次の日、僕は高岡さんを尾行した。
高岡さんは駅に入ると思いきや、学校に戻っていった。そこには下の学年の男子がぞろぞろといた。
「りさ先輩、今日は結構お金持ってきました!」1人が言った。
金でも請求するのかと思えば後輩男子と一緒に学校の裏にある公園へ向かった。フェンスの近くで後輩男子5人は、地べたに膝をつけた高岡さんを囲うように立った。もねちゃんの学年の男子のようだ。彼らは僕の方を背中にし、高岡さんを隠すように立っていた。
僕は尾行時に被る帽子を深く被り、恐る恐る近づいた。
「君たち何してんの?」明らかに僕の声ではない声が出た。
ドキッとした顔をした後輩男子達は皆チ〇コを出していた。1人は高岡さんにしゃぶってもらっていて、2人は手コキしてもらっていて、残りの2人はそれを見てシコっていた。僕は最初よく分からなくて思わず黙って写真を撮ってしまった。高岡さんは怒ると思いきや、僕の股間をじっと見つめてヨダレを垂らしていた。
「え...?」と僕が言うと、高岡さんはそれに反応するように抱きついてきた。
「チ〇ポ、もっと!大きいの...欲しいの...///」高岡さんは僕を押し倒し、馬乗りになった。怖くなりつつ、僕は楽しんでいたのかもしれない。一男として、楽しんでいたのかもしれない。
高岡さんは上を脱いでいて、上半身は下着だけだった。僕は思わず叫んだ。
「お前ら高岡さんの...援助交際相手かなんかだろっ!僕は違うっ!こ、こいつをどうにかしてくれっ...」
高岡さんは僕に抱きついた。離れなかった。我慢ができなかった。何もわからなくなった。クラクラした。最後に高岡さんは「赤い...」と言った。僕には何の事かはわからなかった。
目覚めると僕は学校の保健室にいた。高岡さんは?後輩達は?どうなったんだ?頭が痛い...