バレー部

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桜の花びら舞う4月。

新しい出会いもある。

澤「やべぇ緊張してきた(ドキドキ」

菅「大丈夫だべっ」

澤「いや、マジヤバイ」

東「心臓出てくる。」

澤「飲み込め」

ガラガラ

澤「失礼しまーす………」

?「おっ!新入部員か?!」

澤「はっはい!」

?「よくきたな!勇者たちよ!」

な、何で勇者?と澤村たちは思った。東峰にいたっては、(バレーって格闘技だったっけ?)とガチガチに固まっていた。

?「こら~西谷ー田中ーうるさいぞ~」

黒髪の細い先輩が、走ってきた。

西「スンマセン!山口さん!」

西谷と呼ばれた背のちっさい先輩が頭を下げながら言った。

すると…………。

?「お~!ノヤも龍も変わんないね~」

体育館のドアから声が聞こえた。

山「あれ?夜に着くんじゃなかったの?」

山口があれ?とドアの方をみた。そこには

西・田「「翔陽さん!」」

翔陽?誰?

澤村たちは、振り返った。そこには、夕日の色を煮つめたような柔らかい髪を背中まで伸ばした、いわば、美少女がいた。

その美少女は、ローファーから体育館シューズに履き替えると軽やかに体育館内に入ってきた。

日「うわ~(☆。☆)体育館も全然変わんない!」

山「当たり前だよ~一年でそんさ様変わりしな いって!それより、どうだった?アメリカ 留学の方は?」

日「も~最高!寒いのはヤだったけど、その他 はverygood!ホームステイ先のファミリー も優しかったし!」

山「じゃあ、満喫できたんだね!」

日「あったりまえ!」

山口と話す、日向と呼ばれる美少女は至極楽しそうに言葉を並べていく。その様子に澤村たちは見ほれてしまっていた。

日「あ、そうだ~♪ノヤと龍にお土産!」

そう言うと、体育館の入口に戻り2つのビニール製の袋を持ってきた。

日「サイズ会ってるか分かんないけど、は いっ!」

そして、西谷と田中に差し出した。

西「おおおお!ありがとうございます!」

田「みてもいいっすか?!」

どうぞーと言う日向の声を聞きながら、田中と西谷は袋を開けた。そこには高級スポーツショップのロゴがあしらわれたシューズが高そうな箱の中に入っていた。

田「えええええ?!い、いいんっすか?!こん な高級なシューズ貰っちゃって!!」

驚く田中に手をヒラヒラさせながら日向は、

日「いいよいいよ~!今回ホームステイした家 がたまたま、子どもがいない、老夫婦のセ レブの家でさ~バレー部マネージャーだっ て言ったら、部員分のシューズ買ってくれ たの~♪あ、夏休みに遊びに行く条件付き で♡」

日向は、バチーン☆とウィンクしながら言った。田中と西谷は思いきり頭を下げながら「アザース!!」と言った。

?「あ?日向じゃねぇか?」

と、低い低音が響いたと思うと入口に185ヘタをしたら190cm越えの巨人が立っていた。

東「で、デカイ……………!」

東峰は、顔を白くさせながら呟いた。(おまえが言うな状態である。)

日「?あー!影山じゃん!ひっさしぶり!」

日向は、影山と呼ばれた男に抱きついた。まるで、トト○と小トト○さながらだ。

影「お前、今日の夜ぐらいに着くって言ってた だろ?」

日「本当はね~!ちょうど日本行きの飛行機が 来てて、余裕でそれに乗れたわけ!」

楽しそうに言葉を交わし会っている影山と日向は、まるで恋人のようだ。すると、日向がクルリと澤村たちの方を向いて、

日「そういえば、自己紹介してなかったよ ね!」

と、満面の笑みで言ってきたため澤村たちは、ガチガチに固まりながら頷いた。

日「じゃ、まず私から!私の名前は日向翔 陽。昨日までアメリカのマイアミに留学に 行ってたの。これからは、マネージャーと して頑張ってくから、よろしくね♡」

と、日向は自己紹介をした。

澤「え、えっと……さ、澤村大地です!」

東「あ、東峰旭です!」

菅「す、菅原孝支です!」

「よろしくお願いします!」と、三人同時に頭を下げれば、「うんうん!」と日向は頷きながら微笑んだ。

日「そういえば、三人はどのポジションなの」

ガショガショとドリンクボトルを振りながら、ドリンクを作る日向は、横で手伝っている三人に聞いた。

澤「俺は、WS(ウィングスパイカー)っす!」

東「俺も同じWSです。」

菅「俺は、2人と違ってS(セッター)やってま す!」

日「オー!スゴいじゃん!三人なら、相手の得 点許さなそ~♪」

日向は、至極楽しそうに言った。そして、澤村たちを見ると、

日「三人の活躍、楽しみにしてるからね!」

と言って、ニパッと笑った。その笑顔を至近距離からみた三人は、「ボンッ!!」と顔を赤くしてから、目をそらし理性と戦った。

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別ver(西谷と田中が日向の笑顔を見たらww)

日「三人の活躍、楽しみにしてるからね!」

ニパッと笑った顔を中距離から目撃した、田中&西谷。

田「の、ノノノノヤッさん!」

西「分かっている!今女神が舞い降りた!」

田「画家だ!ダ・ヴィンチを連れてこい!」

日「龍~ダ・ヴィンチはとっくの昔に死んでる よ~!」

田・西「くっそーーーー!!」

月「…………あそこら辺は何をしているの?」

山「楽しそうでいいじゃん!」

この後、烏養コーチにクソ怒られるww

ハイキューTempat cerita menjadi hidup. Temukan sekarang