第3課

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◆テーマ:面接の上手な受け方

◇面接を受ける前の諸準備

①、履歴書をきちんと書く。

面接官は送られてきた履歴書を見て面接をするかしないかを判断する。(書類選考)特に「志望の動機」「特技」「好きな学科」「自分のアピールポイント」については、採用担当者が興味を持つ内容とする。
面接官は、履歴書に書いてある内容について質問するのが一般的である。書いたことに自信を持って応えられるようにしておく。

②、面接を受けようとする会社についてインターネットのホームページなどでよく調べておく。

(社長あいさつ、企業理念、何をする会社か、設立月日、会社業績、資本金、年間売上、従業員数、本社所在地、海外拠点、など)

◇面接当日の服装など

①、服装はフォーマル(正式、公式という意味である)なものにする。

②、男性は白いYシャッツに紺系統のネクタイに紺やグレーのスーツに革靴。
女性は、白いブラウスに黒や紺、グレーのいずれかの色のスーツを着用するのが一般的。いずれも派手にならないように注意すること。

③、女性は薄化粧をする程度に、派手にならないよう注意する。

▲面接対応

①、面接時は相手の目を見て、大きな声でゆっくりと明るくしゃべる。人は自信がないと声が小さくなる。

②、面接官の質問が聞こえにくかったり分からなかった時は、「すみません、もう1回お願いします」と聞き直す。

③、質問に対して知らないことや、分からないことはハッキリと「はい、それは知りません」あるいは「分かりません」と答える。
知らないのに知ったふりをする、また、あいまいな態度をとると面接官に悪い印象を与える。

④、話す時は常に笑顔をたやさない。明るく大きな声で話す。

▲面接官からの想定される質問

①、私たちの会社について知っていることを話してください。(この時に、事前に会社のホームページを読んで勉強しておくとすらすらと答えられますね)

②、志望の動機は何ですか。(この時に、履歴書に書いてあるものと同じように答える)

③、入社したらどんな仕事がしたいですか。

④、会社にどんな貢献ができると思いますか。

⑤、自分のアピールポイントは何ですか。また、特技はありますか。趣味は何ですか。

⑥、自分の性格で、良いところ、悪いところを教えてください。悪いところで今まで失敗したことがありますか。

⑦、休日は何をして過ごしますか。

⑧、日本語に興味を持った理由、4年間日本語を本格的に大学で学んだ感想。

⑨、日本に対しての感想、知っていること。

⑩、家族構成。

⑪、両親の仕事。

日本企業で働くための基礎知識Where stories live. Discover now